ThingsBook

単なる登録にとどまらず、コアユーザーへ! デジタルジャーナリング 「ThingsBook」の米国市場攻略

成功事例 · 2026.07.19

「ThingsBook」は、日々の暮らしを記録し、自分だけの「好き」をキュレーションするデジタルジャーナリングプラットフォームです。 関心のあるテーマごとにコレクションを投稿し、似たような趣向を持つユーザーと自然につながる体験を提供しており、北米市場を中心にサービスを拡大しています。

「ThingsBook」は、単にコンテンツを消費するだけでなく、ユーザー自らがコンテンツを生み出し、着実に積み重ねていく「記録中心の体験」をプラットフォームの重要な価値として掲げています。  

2026年2月から4月にかけて、WEBTOONの米国ユーザーを対象に、新規ユーザーの獲得および投稿作成の促進を目的としたキャンペーンを実施しました。単にアプリの認知度を高めるだけでなく、実際にユーザーにサービスを体験してもらい、「コンテンツを自ら生成するユーザー」の獲得を目的として企画しました。

デジタルジャーナリングプラットフォーム「ThingsBook」

💡ケースまとめ

  1. 目標 — 米国市場におけるブランド認知の拡大 & コンテンツ生成ユーザーの獲得

  2. 戦略 — WEBTOONクリエイタークリエイティブを活用したディスプレイ広告 + 段階的なリワード設計

  3. 特徴 — コア機能の体験をマルチミッションとして設計し、サービスのコアユーザーを確保

STRATEGY 1

ディスプレイ・動画広告とオファーウォールの有機的な連携

今回のキャンペーンの核心は、ディスプレイ・動画広告によってブランドの認知度を高めると同時に、オファーウォールの段階的なミッションを通じて、コアユーザーの獲得へとシームレスにつなげる「フルファネル構造」にありました。

「ThingsBook」は、WEBTOONユーザーにとって最も親しみのある「クリエイター」を前面に押し出したクリエイティブをディスプレイ・動画広告に活用しました。ユーザーの作品閲覧領域において、このクリエイティブはWEBTOONを消費するユーザーのコンテキストに自然に溶け込み、高い注目を集めました。また、広告のクリエイターイメージをオファーウォール面まで一貫して維持することで、ブランド体験に統一感をもたせました。

Display/Video広告クリック数 & オファーウォールクリック数の推移

STRATEGY 2

体験を深化させる「COIN HUNTER」マルチミッション

「ThingsBook」は、単なるインストールや会員登録で終わる単発のミッションではなく、サービスのコア価値を体感させる段階的なミッションを設計。単に登録を促すだけでなく、ユーザーが実際にプラットフォームを体験し、コンテンツを投稿するように誘導した戦略的な設計です。

Mission Design

Step 1. 会員登録(Sign-up) - サービス利用ハードルの引き下げ

Step 2. 投稿の作成(Create Posts) - コア機能の直接体験

Strategic Multi-Action Campaign Design

Key Results

WEBTOONプラットフォームに最適化したクリエイティブと戦略的な設計が即座に成果へと結びつき、米国市場のベンチマークを大きく上回る結果となりました。

中でも最も注目したい点は、1つ目のミッションから2つ目のミッションへの遷移率です。マルチミッション型の平均比で2倍以上となったこの数値から、適切なマルチアクション設定の重要性と、リワード目的で流入したユーザーがコアユーザーへと定着していく可能性を見出すことができました。

Insight

STEP 1. 文脈をつなぐ「クリエイター」クリエイティブ

: 媒体(WEBTOON)とユーザーの特性を考慮した「クリエイター」クリエイティブは、広告を「邪魔な要素」ではなく「自然なコンテンツ体験」として認識させ、初期の注目度を高めました。

STEP 2. マルチミッション設計によるコアユーザー化

: ステップ1からステップ2のミッション間における離脱率が極めて低く、精緻なマルチミッション設計が、ユーザーをコアユーザーへと導くオンボーディングツールとして非常に有効であることを示しています。


リワードとミッションの参加難易度を適切に調整し、ポジティブな体験を最大化させた本キャンペーンは、ブランド側からも高い満足度を獲得しました。今後は、WEBTOONコレクションの投稿を含む「ステップ3」のミッションが追加され、キャンペーンがさらに深化する見通しです。